催眠療法/臨床催眠の種類とその解説



Therapy 催眠療法の「真実」という程のことでもありませんが
催眠暗示」と「退行催眠でトラウマに直面」
という以外にも、いろいろあるみたいです。


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システム療法:症状悪化/維持ループの利用

 ミルトン・エリクソンの行った治療はとても不思議だ。

 おねしょに悩む男の子には彼の得意な野球の話をするし、ひきこもりの女の子にはその母の診察と偽って彼女の家に出向き足を踏んづけて帰ってくる(いずれ もそれだけで治してしまう)。生きる気力を失った太った女性には図書館で人類学の本をひもとかせ知り合いのブティックとコスメティック店を紹介し、同じく 生きる気力を失った同性愛者の青年には自活した身障者の老人と友達になるように勧める(アガサ・クリスティ描くパーカーマイン氏のように、エリクソンには そうした役に立つ知り合いが大勢いるらしい)。
 エリクソンはクライアントを治すためには「なんでもやった」と思えるくらい、様々なアプローチを用いた。自らが様々な新手法をあみ出した催眠はもちろん のこと、話を聞いたり話をさせなかったり、冗談を言ったりいたずらを仕掛けたり、必要とあらば患者を口汚く罵ることさえ厭わなかった。

 とあるサッカー漫画にこんな台詞があった。「二流の選手は自然の変化(風とか雨とか)に対応できない。一流の選手は自然の変化に逆らわない。そして、超 一流の選手はそれ(自然の変化)を利用する」と。これをもじれば、こんなことが言えるかもしれない。
だめな心理療法家は、クライアントの症状に対応できない。よい心理療法家は、クライアントの症状に逆らわない。そして超一流の心理療法 家は、それ(クライアントの症状)を利用する」と。エリクソン以降、そうした「利用」は心理療法家の技法のひとつとなった。

 行動療法家と同じに、エリクソンの影響を受けた心理療法家は、症状の原因(過去)ではなく、症状を維持・強化する現在に注目する。行動療法家と異なるの は「どこが悪いのか/どこを治すべきか」ではなく、「何が使えるか」に着目しようとすることだ。症状がより長く続いているなら、よりひどいものならば、そ うした症状の維持/悪化をもたらしている悪循環のループはより強力なものだろう。そしてより強力なループの力を、逆に治療に用いることができるならば、よ り長引く/よりひどい症状ほど、速やかに治すことができるかもしれない。
症状を生み出すループ(あるいは症状を要素のひとつとするシステム)に対して、ループ(システム)を構成する要素のどれかに(「症状」もシステムを構成す る要素のひとつである)、ほんのわずかな変化をもたらすことで、ループ(システム)を維持/強化する力によって、その「好ましい変化」が拡大していく。そ うしたことをエリクソンの影響を受けた心理療法家たちは狙う。ここではそうしたやり方を「システム療法」と総称して、解説していこう。


4つの不要なもの

エリクソンやエリクソニアンの「催眠療法」においては、
  1. 無意識の内容を意識に移しかえること、あるいは無意識に気付くことは、必要でない。
  2. 人格や心のメカニズムを分析することも必要ない。
  3. 直接の暗示も必要ない。
  4. 治療のプログラムすら必要ない。
 エリクソンやエリクソニアンの「催眠療法」は、ある意味では、他の「臨床催眠」の対極にある(あるいは「いわゆる催眠療法」の対極にある)。あーしろ、 こーしろは、もとより、あーなる、こーなる、とも言わない。分析もなければ、洞察もいらない。


因果説から円環説へ

 臨床的に我々が直面するシステムの多くは、「悪循環」と呼ばれるループである。

ループ
図 事象のループ



 ループにあっては、「原因」だとか「結果」だとか、議論することは無意味である。上の図のループだと、事象Aが原因であるとも言えるし結果であるとも言 える。事象Bについても同様だ。
 ループがあるのに、その中で(無理やり)「原因さがし」をやろうとすると、それは「犯人」や「責任」の押し付け合いになるだろう。おそらくは、最も立場 の弱い人に「犯人」「責任」は押し付けられてしまうだろう(この手の「犯人さがし」の最近の、そして最も陰惨な例が「偽りの記憶」訴訟だろう)。

 次の事例は長谷川啓三『家庭内パラドックス』(システムスアプローチを紹介した最も初期の本にして最良の一冊)から取ったものである。近くのジャ○コで の見聞であっても別にかまわないが。

なきさけぶ子供のループ
図 せがむ子供のループ

 
 光景が目に浮かぶようである。
 一番下の項目から一番上の項目へと戻る矢印について説明しておこう。この子供は、おもちゃ売り場で母親に拒絶された(=先行条件)が、床に転がってせが んだ(=行動)ことで、父親からおもちゃを買う承認を得た(=事後結果)。この事後結果は「好子」となる、つまり子供の行動(床に転がってせがむ)は強化 されるだろう(つまり繰り返されるだろう)。こうしてループが完成する(子供も母親も父親も周りの人も、同じことを繰り返すだろう)。

 しかし「せがむ子供のループ」では、(他のループでも往々にしてそうなのだが)登場人物たちはみなそれぞれに困った事態を解決しようとしている。解決し ようとすることで、かえって困った事態のループを回しているのだ。

 今のは、個人を「要素」とするシステム(ループ)だが、個人が取る行動や反応を「要素」とするシステム(ループ)も当然ある。
たとえばパニック・ディスオーダーについてのループを見て見よう。

不安のループ
図 パニック発作の認知的循環モデル

 (発作の)ループのきっかけは、外的な刺激である。無論のこと、この刺激はパニック発作の「原因」ではない。
 そしてループが、ひとたび回りはじめると、パニックがパニックを呼び、症状が持続してしまう。
 「引き金となる刺激」を脅威と知覚すると不安を感じる。不安は身体感覚としてあらわれ(たとえば胸がドキドキする)、この動悸を脅威と知覚すると(心臓 発作のはじまりだ!)更なる不安を感じるだろう(二次的不安)。不安は動悸を呼び、動悸は不安を呼ぶ。ぐるぐる。


抑うつのループ
図 ティーズデイルの抑うつ的処理活性仮説

 あともう一つループを紹介しよう。パニック・ディスオーダーと同じくらいよくある鬱(抑うつ)についても、上のようなループが考えられている。
きっかけは、ここでも外的な出来事である(しかしここでも外的な出来事は「きっかけ」ではあっても、「原因」ではない。鬱の人に「何があったんだ(原因は 何だ?)」と尋ねることの無意味さがよく分かる図である。
ここで中核になっているのは、感情と認知との間の相互補強サイクルである。抑うつ気分という感情は、ネガティブ(否定的)な内容の記憶をより呼び出しやす い(アクセスしやすい)ものにするだろうし、同じストレス体験でもよりネガティブ(否定的)なものとして感じるよう認知を歪ませるだろう。そうして、否 定的な記憶や否定的な認知の歪みは、より抑うつ気分を高めるだろう。ぐるぐる。一旦、このループにはまることで、抑うつ気分は維持され、外的な出来事もま すますネガティブ(否定的)なものに感じられ、ますます過去のネガティブ(否定的)な記憶が呼び起こされる、という訳である。

 今のはイントラパーソナル(個人内的)な認知的ループだったが、認知モデルを包含し、かつインターパーソナル(間人間的)なループとして鬱(抑うつ)を 考えるのが次のものである。

うつの社会モデル
図 コインの抑うつの相互モデル

この種のモデルが示しているのは、抑うつ的な人は、他者との社会的相互作用によってみずからの抑うつ感情を持続させてしまうということである。たちえば、 抑うつ者が親しい他者に対して(過剰に)元気づけを求めることが相手の拒否を招き、それによってさらに抑うつ感情が持続する。そうした社会的相互作用を日 常繰り返すことによって、抑うつ感情が起こりやすいような自己概念や認知のあり方が形成・維持されていくと考えられる。つまり先にイントラパーソナル(個 人内的)でできていた「うつ感情と認知の悪循環」が、インターパーソナル(間人間的)においても形成されるという訳である。



 これまでインターパーソナル(間人間的)、イントラパーソナル(個人内的)の両方のシステムを紹介してきた。

 いわゆる家族療法のシステムス・アプローチが取り扱い、成果を上げているのは、インターパーソナル(間人間的)なシステム(個人を要素とするシステム) である。これについては、彼らは個人の「内」には踏み込まず、行動処方やパラドックス処方など主に個人間の関係に介入することで効果をあげている。

偽解決とシステム介入


 MRIアプローチなどの、家族療法のシステムス・アプローチでは、個人の症状は家族システム内の悪循環の結果、それも問題(症状)とそれを解決しようと する努力の悪循環から生じると考える。「解決を目指しながら、悪循環を構成してしまう努力」を、「偽解決」と呼ぶ。MRIアプローチは、この悪循環のシス テムに介入し、悪循環のループからの脱出を目指す。その手法は、逆説的であったり、ほとんど「冗談」に近いものもある。
下に「偽解決」のパターンと介入の類型を表にしてみた。表の左側に、我々がよくやりがちで、その実悪循環の一部となって問題を持続させるパターン(偽解 決)が並んでいる。右側に、風変わりだが、そうした偽解決のかわりになるような、システム介入の技法が並んでいる。参考にされたい。
 また、MRIアプローチとは反対に、システムにかく乱を起こしてループからの脱出を目指すのではなく、すでにシステムに存在するゆらぎ(ループ内に少し だがある、悪循環を構成しない例外)を拡大/強化することで、解決を目指す「解決指向アプローチ」がある。ここでは、解決のための変化は外から持ち込まれ るのではなく、解決の芽はシステムの中にすでに存在している(しかし困っていると問題ばかりに目が生きがちで、解決の芽になかなか気付けない)と考える。 これは一番下の行に挿入しておいた。


偽解決のパターン
インターパーソナル(間人間的)なシステム介入
自然に起こることを意図的に起こそうとす る
(例:不眠症者の眠ろうとする努力→頑張れば頑張るほど、緊張して目はギンギンに)
過重課題
症状処方
延期もしくは回避による恐怖の防衛
(例:異性恐怖、試験恐怖、社会恐怖→恐いから避ける→避ければ避けるほど、恐さが増す)
免疫法
研究指示
連結法
時間の意味転換
相手より上の立場(One-Up)をとる ことを主張して解決を図ろうとする
(例:夫婦喧嘩、軍拡競争)
One-Down販売
解除劇
相手が自らの非に気付くまで待つ。
相手が自ら望んで行動するまで待つ。
(例:勉強しない子供に対して、親「自分からやる気になるのを待っています」)
直接要求の間接指示
劇画化
択一法
スプリット劇
否定して疑念を晴そうとする
(例:夫の浮気を妻が疑う→夫は否定→妻はますます疑う→泥沼)

ゲーム潰し(非難のゲームを事実の当てっこにかえる)
権威者(治療者)による裁定
証拠打診
(論理的な)説得や納得
(例:タバコは体に悪い、と口をすっぱくして説得→相手は「わかっちゃいるけど、やめられない」。注意する者うっとうしい。避けるようになる)
パラドキシカルな論理療法
ラショナル・ユーモア・ソング


(悪循環の中にもゆらぎがあり、偽解決以外の例外パターンがある)
例外探しと例外の強化




 イントラパーソナル(個人内的)なシステム(個人を全体とするシステム)については、さまざまな心理療法のアプローチが関与してきたが、催眠のシステム ス・アプローチともいえる我々のモデルからすれば、催眠はモジュールへの働きかけを主要なアプローチとし、イントラパーソナル(個人内的)なシステムに介 入する。
 エリクソンは、行動処方も催眠もあるいは他のさまざまな技法も使った。彼はインター/イントラ・パーソナルの両面で症状をめぐるシステムに介入したのだ と、我々は考える。
 
 インターパーソナル(間人間的)なシステムス・アプローチは、イントラパーソナル(個人内的)なシステムアプローチとしての催眠療法を考える上でも参考 になるだろう。こうした転用が、要素でなく関係に焦点を合わせるシステム認識の長所のひとつでもある。




変化のための催眠


 催眠に話を戻そう。

 エリクソンの催眠の技は卓越したものだったが、エリクソンは催眠の利用はごく控えめなものだった。総じて言えば、変化に取り組みながらも、しばしば元の やり方に後戻りしがちなクライアントを後ろからそっと支えるために催眠は用いられた。主役は、行動や関係や生活を変化させようとするクライアント本人の行 動であり、催眠はそれを見守るためにあった。
 エリクソンにとって催眠は、無意識の学習を促すものであり、クライアント本人の内なるリソースを利用できるように助けるものだった。
 変化のための行動は、多くの場合、(とくにクライアント当人にとっては)風変わりで納得しがたいものが多い。いつもの、慣れ親しんだ行動パターンに、た とえそれが問題を悪化/持続させるだけだとわかっていても(わかってない場合はとくに)、元の行動に戻りがちである。それを「治療への抵抗」と呼ぶことも できるだろう。しかしそれは当人にとっては、より自然で当たり前の行動への回帰なのだ。
 エリクソンは催眠への抵抗をなくす(むしろ利用する)名人だったが、治療への抵抗をなくす(むしろ利用する)名人でもあった。その方法のひとつに、催眠 は用いられた。
 催眠はときに、クライアント当人にとってそれなしでは苦痛すぎて不可能に思える行動を可能にした。あるいはその意図に気付いてしまえば、クライアントが その意図を台無しにするように行動を変えてしまう場合には、催眠は行動の変化が目指す意図を、変化が実現するまでの間、隠す役割を果たした。あるいは単 に、催眠はクライアントを勇気づけ、変化にチャレンジさせた。あるいは催眠の中で、クライアントは自分がすでに(しかし気付かずに)持っている解決のため のリソース(それはスキルであったり、無自覚になされていた決断だったり行動だったりする)に気付いた。


 

戦略的な催眠/催眠の戦略(タクティクス)

 催眠は,そもそも当人ができること以上のことをなし得ない。必要な変化を引き起こすリソースは当人の中にある。
 しかし,その限界を理解するならば,催眠は多くのことをなし得る。
 たとえるなら、催眠にできるのは振り子のおもりをわずかに揺らす程度のことである。しかし、揺れに合せるならば、揺れをどんどんと大きくし、小さな力で 大きな変化をもたらすことができる。

 変化をもたらすための、催眠の戦略(タクティクス)は、つぎの3つのパートからなる。

(1)変化のきっかけをつくる

(2)変化をつよめる

(3)変化を恒常化する

(1) 変化のきっかけをつくる

 (催眠下であれ、また非催眠下であれ)暗示は確かに変化をもたらすことができる。変化は、しばしば驚くべきものだが、その効果は多くは一時的であり、ま た必要ほどには大きくないかもしれない。
しかしその変化を、より大きく永続的な変化の「きっかけ」や「呼び水」として用いることができるならば、変化の小ささや一時性は問題とならない。

 直接暗示

 「腕が重くなります」「まぶたを開けていられません」といった暗示は効果がある。「〜〜になる」という直接暗示は、今も催 眠暗示の大きな部分を占める。
権威的命令がそうなように、直接暗示はある時には/ある種の人相手には非常に有効であるが、別の場合には「誰があんたのいうとおりにするものか」といった 抵抗を生じさせる。

 イメージ・リハーサル

 「そうなっている自分」を想像させるだけで、一定の効果が生じる。
 乗り物酔いになった自分を想像させると、乗り物酔いの気分の悪さなど症状を生じさせることがある。ネガティブなイメージはネガティブな効果を、ポジティ ブなイメージはポジティブな効果を引き起こすことが期待できる。
もちろん「イメージしてください」という指示は、それ自体が抵抗を呼び起こすかもしれない。特に期待や習慣と異なるイメージは、抵抗が生じるだけでなく、 思い浮かべること自体が難しいだろう。
イメージを直接的に指示しなくとも、詳しく描写したり、物語することで、相手にあるイメージを呼び起こすことができるかもしれない。「My friend, John」技法。

 意味やコンテクストを変える

 ある事項や事態への態度は、その意味を変えることで、変わることがある。そうして事項や事態の意味は、それらをどういった 文脈に置くかによって変化する。
 物事を捉える枠組みを変えること、あるいはその事項/事態を同時に生起した事項/事態と切り離して見たり、あるいは別の事項/事態と結びつけて考えるこ とで、認識上の変化が引き起こるばかりか、行動上の変化を引き起こせる可能性がある。

→リフレーミング

→スプリッティング・リンキング


 不随意反応をしかける

 エリクソンは、ひきこもりの少女の足を(わざと)過ってふんずけることで、彼女を治療した。少女は自分の足の大きさを大変 苦にしており、「足の大きさ」に関するあらゆる励ましや言及は、それだけで彼女をますます引きこもらせるだろう、と予想された。エリクソンはまず、後ろ向 きに下がって、その足を(狙って)踏んだ。そして「なんだってそんなところに足が!もっと大きな足だったら、見落とさなかっただろうに!」と逆ギレしてみ せた。
 踏んづけた者があやまることさえせず自ら怒り出すに至って、少女は不意に怒りに襲われた。これこそがエリクソンが狙った効果だった。他者への怒りを表明 している者は、自己嫌悪的な思考を、同時にはなし得ない。エリクソンは、不随意に怒りが持ち上がるように仕向け、不随意に治療に抵抗する感情(ここでは自 己嫌悪)を抑え込んだ。

 伝統的な催眠誘導の多くは、生理的な不随意反応と、そのフィードバックからできている。被催眠者がもつ催眠への抵抗を抑え込むことを旨としている。ある いは催眠自体(事によると心理療法全体)が、不随意と随意の組み合わせからできている。心理的な障害は、意識では「悪い」と分かっていてもコントロールで きないから「障害」となる。あるいは意識すればするほど、うまくできないという悪循環が「障害」の中核を構成する。これに対するアプローチは、不随意を意 識下する、あるいは不随意的なものを意識的にコントロールすることを目標とする。そのきっかけに、不随意反応を呼び起こすことが利用できることがある。

(2)変化をつよめる

 変化に気付かせる

 先に述べたように、催眠自体(事によると心理療法全体)が、不随意と随意の組み合わせからできている。あるいはこうも言え る。変化はすでに生じている、 必要なのはそれに気付かせることだ、と。

変化に注意を向ける
 たとえば被術者の腕は、本人も気付かぬ内に持ち上がっているかもしれない(これこそが催眠に入っている証拠である)。だから、術者は、被術者にその事実 を知らせる、気付かせる必要がある。こうして被術者が「私は催眠に入っている」と気付くことで、ますます催眠は深まっていく。同じことが暗示にも言える。 体の一部分が暖かくなったことに気付かせることで、そして暗示の効果はますます進む。
 

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 別の変化に結びつける(変化のレバリッジ)


(3)変化を恒常化する

 変化を日常に埋め込む(リンキング)







エリクソニアンの治療プロセス/サイクル

エリクソニアンの治療サイクル


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