自分の中のXと話す

別名能動的想像法
用途
用例はっきりしない不調のとき

原因不明な痛みがあるとき

使用法1.紙を一枚、用意して、線を引いて左右にわける

2・左の欄の一番うえに、「自分」もしくは、自分の名前を書く

3・右の欄の一番うえに、「X」もしくは、痛みの場所や悩みの名前を書く(見当がつかない場合は「X」でいく)

4.自分から「X」に話し掛ける。そしてそのセリフを、左の欄に書く。

5.それに対する「X」の応答を、右の欄に書く(返答がない場合は「………」と書く。最初のうちは、返答がないことは珍しくない)。

6.「自分」と「X」の会話を、紙の下まで続けていく。

注意:

会話の長さは、「紙1枚分」や「ノート1ページ分」と決めておくこと。また、1日に1回だけにとどめておくこと。長くやると、とても疲れるので。

毎日決まった時間に決まった分量だけ、続けていくとよい。

解説フロイトとの決別後、ユングが自分の病的体験をいやすために用いた方法である。

フォーカシングやゲシュタルト療法のエンプティ・チェアなどとも共通点があっておもしろい。

参考文献シュピーゲルマン『能動的想像法ー内なる魂との対話』(創元社,1994)


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