態度(信念)のバランスシート

別名態度(信念)の損得比較 フランクリンの損得分析表
用途動機付け、迷いの整理

用例タバコ/アルコールをやめたい、でもやめたくないといったアンビバレントに陥ったとき

会社に行かなくて、でも行きたくないといったアンビバレントに陥ったとき

使用法1.用紙の一番上に分析したい態度/行動/信念/感情などを簡潔に書く。

2.その下に、左右二つの欄をつくり、左側に「その態度・行動をするデメリット」あるいは「その信念・感情を持つデメリット」をできるだけたくさん書く。

3.右側の欄には「その態度・行動をするメリット」あるいは「その信念・感情を持つメリット」をできるだけたくさん書く。

4.メリットとデメリットを比較し、合計100となるように、メリットとデメリットに点数を配分する(20と80というように)

解説落ち込んでいる時や危機に陥ってるときには、物事の片方の側面に目がいきがち。ネガティブだと悪い側面に、ポジティブだとよい側面だけを見がちである。バランスシートをつくることで(つくろうとすることで)、両方の側面に光を当てることができる(うまくできなくても、自分の偏り加減に気付くことができる)。

その上で、

1.物事に取りかかる前に躊躇しているならば、動機づけになる。押し隠していた「やりたくない理由」が明るみに出、やった方がよい理由も明確になることから。

2.できなかったこと、失敗したことでも、損得両方があることがわかるので、後悔も少なくて済む。

参考文献『いやな気分よ、さようなら—自分で学ぶ「抑うつ」克服法』デイビッド・D. バーンズ (著) 価格:¥3,680 ; ISBN: 4791102061 ; (1990/11/01)


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