報酬契約書

別名
用途計画の挫折を防ぐ

用例
使用法ある行動をしたら、自分にこれこれの「報酬」をあげると決めておく。

行動、報酬、契約者(自分の名前)、契約日を紙に書いておくこと。記載は、具体的であればあるほどよい(5w1hを活用しよう)。

挫折しそうになったら読み返せるように、契約書は常に持ち歩くと良い。

行動には、長期的にはプラスになるが、短期的には苦痛や努力を要するもの(例:トレーニングやダイエット)を。言い逃れ、やり逃れがないように、場所、時間、条件、回数、やり方など、できるかぎり具体的に定めること。

報酬には、物質的なもの、時間的なもの、精神的なものが考えられる。自分が気持ちが良く、実現しやすく、なるべく他人に左右されないものがよい。

報酬は、行動を実施したら、なるべくすぐに与えること。

解説行動する前に、報酬(よいことがあると)をはっきりさせると、行動を強化することができる。

また、自分で書き残すことは、一貫性の原理から自分を縛り、「契約」から外れることに抵抗を覚えさせる。

また刻々と成果を測定できる場合は、ポジティブ・カウント法を併用して、成果をみなに見えるように貼り出すのもいい。

参考文献『うつのセルフ・コントロール』ピーター・M. レウィンソン (著), リカルド・F. ムーニョ (著), その他

価格:¥1,600 ; ISBN: 4422111523 ; (1993/01/01)


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