別名 | バックワードチェイニング |
用途 | |
用例 | 一連の動作や行動を教えたいとき 着替える、歯を磨くなどの基本的な生活スキルをおぼえさせたいとき
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使用法 | バックワードチェイニングとは、ゴールに近いところから順番に指導する手法。 例えば歌を教えるとき、最初から順番に歌詞を教えると、歌い進むに従って次第に自信のないところに進んでいく。逆に歌い終わりのフィニッシュの部分を最初に教え、徐々に前に戻ると、歌い進むに従って自信の持てるところに進んでいくので歌声も元気良くなる。
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解説 | 通常学校で行われているのは「フォワードチェイニング」で、バックワードチェイニングとは逆のやり方。
未知(知らないこと)は不安であり、既知(知っていること)は不安でない。少しでも触れたことがあると「あ、これ知ってる」と、第一印象で不安とならず、むしろ学ぶことの自信につながりやすい。わかることは喜びであり、学ぶという行動を強化する。子どもはわかる=喜びに引っ張られて、自ら興味を持ち、自ら学んでいく。
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参考文献 | 「行動分析学入門」杉山 尚子 (著), 佐藤 方哉 (著), マリア・E. マロット (著), 島宗 理 (著), リチャード・W. マロット,産業図書 (1998/04),¥ 3,780 ; ISBN: 4782890303
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