別名 | 無視のない無視 |
用途 | 望ましくない行動を減らす 望ましい行動を増やす
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用例 | 無視するのが難しく感じるとき
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使用法 | 兄弟など二人以上がおなじところにいて、片方が望ましくない行動を取っているなら、望ましくない行動を取っていない方を誉めることで、「無視による消去」のワザをつかうことができる。 このとき両者を比較するような誉め方は絶対にだめ。ただ片方を簡潔に誉める。 片方がぎゃーぎゃー騒がしいなら、もう片方に「静かな声で話してくれてありがとう」と誉める。
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解説 | 社会的比較は人間の感性の基本パタン。 自分以外の者が目の前で誉められている(好意的な注目を与えられている)ことは、ただ無視される(注目をとりあげられる)よりも,強く感じられる。 効果絶大であり、無視という(慣れないうちは)苦行と感じられるワザのかわりとして余りある効果がある。
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参考文献 | 「読んで学べるADHDのペアレントトレーニング」(シンシア・ウィッタム、明石書店、¥1800;ISBN: 4750315524) 邦訳名に偽りあり。ADHDの本ではない。むしろADHDをも含めたすべての子どもと親に役立つ、ペアレント・トレーニングの名著。記述がシンプルで、1章づつ試しながら、読み進めるのがよい。
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