歩く瞑想

別名マインドフルなウォーキング
用途無心になる

気分を落ち着かせる

体の感覚に敏感になる

用例浮き足立って何も手につかないとき

アタマが容量オーバーになって何をしていいかわからないとき

いてもたってもいられないとき

使用法 歩くことに意識の焦点を合わせる。

 具体的には、まず、足の裏が地面に触れる感触に意識の焦点を合わせる。

 足が地面(地球)をつかまえて、はなす感覚に意識の焦点を合わせる。

 足の関節のうごき、筋肉がかたくなり、そしてゆるむ感覚、などなど、普段、歩いているときは、無意識に任せてしまっている体の動きのひとつひとつを順番に、それができたら全体として、意識してみる。

 意識が追いつかないと感じるなら、もっと動きを遅くしてみる。ゆっくりと歩いてみる。

 

解説足の指先から、ふとももの付け根まで、動きと感覚に意識をあわせてしばらく歩くと、いわゆる「あたまがからっぽ」の状態になる。

 それに気付いたら、ゆっくり立ち止まり、もとの場所へ帰ってもいいし、しばらく「ただあるくこと」をもう少し楽しんでもいい。

参考文献ティク・ナット・ハン『仏の教え ビーイング・ピース—ほほえみが人を生かす』(中公文庫、1999年)


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