(1) まず治療者が患者の目の前で洗浄強迫惹起刺激(不潔恐怖であれば洋式トイレの蓋や便座など)を両手でさわり、その手で自分の髪、顔、腕、服にさわり、ニッコリ笑う。(モデリング)
(2) 次いで同様の事を患者に行うよう指示する。患者がこわごわ、へっぴり腰でやる場合は、しっかりさわるよう指示し、場合によっては患者の手をつかんで強くさわらせる。
(3) 両手で全身をさわらせた後、“もう、しっかり汚れたからね”と確認する。
(4) 今やっている事は汚さになれる訓練であることを再度強調し、やっていることの意味を再確認させる。
(5) 恐怖刺激が小さな物体である場合は、それをずっと手に持たせても良い。
(6) 暴露後は、手を洗いたくなっても我慢するように指示する。(言語による反応妨害)
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