わざと失敗する

別名逆行動法
用途自分の症状や問題行動を消失させる

用例神経性/心因性のほとんどの症状改善

悪習慣、しへきなどの問題行動

いやな考えを消すなど

使用法「避けたい」「消したい」と思っている行動をあえてやってみる。それだけ。

「うまくやらなきゃ」とあせって余計にできない場合に、わざと失敗しようとつとめる。それだけ。

解説失敗しまいと努力することで、余計にあせって失敗することがある。また、「そんなことはしてはいけない」と問題行動を止めようとして焦点をあわせることで、余計に症状/問題行動が持続・悪化することがある。

この時は逆に「失敗しよう」とつとめることで、かえって症状/問題行動ができなくなる。

症状/問題行動が、それを解決しようということがかえってその維持につながることは少なくない。むしろ症状/問題行動が持続する時は、問題ー擬解決の悪循環に陥っていることを疑うべきだ。「あえて失敗する」ことで、問題ー擬解決の悪循環から抜けることができる。

参考文献『考え方と生き方を変える10の法則—原因分析より解決志向が成功を呼ぶ』

ビル オハンロン (著), Bill O’hanlon (原著), 阿尾 正子 (翻訳)

主婦の友社 ; ISBN: 4072279331 ; (2000/12)


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