別名 | mind map(R) |
用途 | 考えがまとまらない・考え付かないときに すばやくノートを取りたい時に
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用例 | 問題分析及び対策方法の検討 新企画アイデア作成 論文、長文書きの下書き 講演記録 読書記録 コンパクトなアドレス 高速なTodoリストづくり
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使用法 | 1.横長の用紙を用意します。(無地が望ましい) 2.紙の中心にタイトルを書きます。(中心から書き始めるのは気分がよい) 3.中心のタイトルから線を伸ばして、タイトルから連想される言葉を書いていきます。 4.線伸ばしは、分岐して複数階層に及びます
プザン流本家マインドマップ 1.A4かできればA3の白紙を横向き(横長)にする。 2.細いものからある程度の太さのあるカラーペン、それに蛍光ペンの一式をそろえる。 3.マインドマップ化するためのトピックや問題、課題などを選択する。 4.関連する事柄や事実、追加の情報などを集める。 5.中央に枠無しのイメージを配置する。(A4の用紙を使うのならば6cm四方、A3の用紙ならば10cm四方の大きさ) 6.注意を喚起し記憶の定着をよくするために、立体的な(幅・長さ・太さや狭さ・高さなどを用いた)図形、表現、そして最低3色以上の色を使って中央のイメージを完成させる。 7.中心に近いところに、”波状”の(もしくは有機的な)イメージを持った太めの枝を作り、包括的な基本的アイディア(BOIs)か”章の見出し”を枝の上に配置する。 Note)BOIsは、直接・具体的なものより比較的広いもしくは一般的な意味を持つ言葉を指す 8.BOIsの枝の端からそれよりも細めの線を引き、その上にサポートするデータを配置する。 9.絵やアイコンなどイメージを可能な限りいたるところに用いる。 10.イメージや言葉は同じ長さのライン上に配置する。 11.色を使うことで特定の人・トピック・テーマ・データを表したり、マインド・マップをより美しいものにする。 12.(あなた自身もしくは他人のものであれ)アイディアをつかみ、編集し、組織化し、そして思考の第二段階として複雑もしくは明確により美しく作りあげる。(場合によっては、別な紙にマインドマップを描きなおす)
五島流(ぜんぜん違う) 1.B6情報カードを主に使っている。(手持ち可能カードで最大面積をもっているから、ブサン氏は、もっと大型の紙を推奨している。) 2.モノクロ中心である。(色塗りをしていると、発想が阻害されるから。) 3.イラストはあまり入れない。(イラストを書いていると、発想が阻害されるから。) 4.自分のひらめきの前には、「!」マークをつける。(外部情報と区別) 5.似た概念、同一グループを枠でかこっている。(文章書き起こしの際、項目になる。) 6.全て記入後、大切と思うところに赤色で着色している。(要・不要の区別) 文章書き下ろしときの注意点 1.項目の順序に気を配る。(マインドマップの項目には、もともと順序というものがない) 2.得られた新発想は、通常理解されにくいので、比喩や事例を入れて補う。 3.写真や概念図を使ってビジュアルに訴える。(図や絵は情報量が密なので、理解されやすい。) 4.なるべく難しい言葉を使わない。 5.一文は短く、簡潔に。
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解説 | 情報を圧縮して記録できる。(一枚の紙で全体像を見渡すことができる。) 高速に記録可能。(自分で考える頭の余裕ができる。) 復習するのも、短時間でできる。(大量の情報をインプットする時に便利) 思いついたことを書き出しつくすことができる。(頭の掃除になる。) 異分野の情報、概念と結びつき、強力な発想を生み出すことがある。(これが最大のメリットかも) 簡単にでき、しかも奥が深い。
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参考文献 | 『ザ・マインドマップ』トニー・ブザン バリー・ブザン (著),ダイヤモンド社
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